STORY / 物語

孤独というのは、こんなところに、卑怯に、臆病に、隠れているものなのだろうか。

「すみません、退部届をもらえますか」

リハビリを乗り越え待ちに待った美術部への復帰の日。広瀬祟正(ひろせ/たかまさ)は強い違和感を覚え衝動的に筆を折る。
絵を再び描くことは、広瀬にとって最後の希望だった。
二年前に事故で両親を失い、家族をも失い、利き腕にも大怪我を負った広瀬。
あまりにも多くの物を失った彼にとって、最後に残ったものが、かつて家族と呼んだ男から教わった「絵」だったからだ。

世界から拒絶され、家族から拒絶され、そして最後に、自分自身からも拒絶された広瀬は、自分がもう何者でもないことを知る。

「ああ! ここ、空、綺麗ですもんね」

喧噪から逃れるように、校舎の隅でただただ、押し寄せる孤独の恐怖に耐えていた広瀬は、ある日、「空が好きだ」という不思議な少女と出会う。
手にも上履きにも「青」の絵具が付いていたことから、広瀬は彼女もまた、絵を描く人間なのではないかと推測する。

なぜ空が好きなのか、そう尋ねた広瀬に彼女は応える。
「空が見えないと、孤独って、感じ、ありませんか?」

その高い空に「孤独」を感じている広瀬は、その言葉に強く、嫉妬していた。

「知ってる? 美術室の幽霊の話」

不思議な少女との邂逅に、広瀬は久しぶりの「何か感情のような物」を感じていた。
彼の事情を深く知る旧友らと過ごしているうちにふと、その一人、竹崎が発した言葉が耳に残った。

「青い絵具を握りしめて、なにか人ならざる声で喚きながら廊下を走り回るっていう、不思議な幽霊が出るって」

広瀬にはその「幽霊」の正体が「彼女」だと確信していた。
もちろん、それがただの人間であるということは判っていたが、広瀬はその「幽霊」の正体が気になって仕方が無かった。

Charactor / キャラクター

物語を織り成す人物群

人と人と繋がりこそが、「孤独」を生む。

孤独であると塞ぎ込む広瀬祟正だが、彼の人柄、才覚に惚れこみ、なんとか気力を取り戻してほしいと願う友人や、仕事熱心な教師が、幸か不幸か、彼の周りにはたくさん居た。

それぞれの人物の「広瀬祟正を救いたい」という思惑は、物語をどこへ導くのか。

広瀬祟正

この物語の主人公

加藤孝一

かとう こういち


広瀬の幼馴染。家族ぐるみで交流があり、広瀬のことを誰よりも良く解っている。
自分にも他人にも厳しい性格で、正論を言うことも躊躇わない質実剛健な男。

 

 

Product / 製品情報

 

タイトル こころ 1 -孤独の定義- A Orphanhood. [体験版]
開 発 COBers    ▼公式WEB
ジャンル 全年齢ヴィジュアルノベル
体験版 2016年 冬コミ(C91)
頒布場所 C91(2016年冬コミ) 木曜日 西地区“ね”ブロック-15b
レーティング 全年齢対象
プラットフォーム Windows PC
メディア CD-ROM(手焼きCDによる配布を予定しています)
解像度 1440 × 810 ピクセル

 

 

STAFF / スタッフ

 

原案 夏目漱石 「こころ」
企画/制作 COBers
シナリオ/彩色/システム/デザイン Kabao
原画 もいん(´・ ω ・`)
キャラクターデザイン もいん(´・ ω ・`)   
音楽 Everlast
演出/チャート 雪影
背景写真 Kabao / Everlast / フリー素材

 

CONTACT / お問合せ

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  • 頒布スペース: C91 木曜日 西地区“ね” 15b
  • 公式サイト: http://cobers.net
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